上図の回路で、電流を基準にしたV、VR、VLをベクトル表示すると、
VLは電流Iに対して90°位相が進みます。尚、各電圧は、
として、求める事ができます。
合成インピーダンスをベクトル表示すると、
となり、Zの大きさ |Z| は
となります。尚、Zを複素表現すれば
となります。
上図の回路で、電流を基準にしたV、VR、Vcをベクトル表示すると、
VC電流Iに対して90°位相が遅れます。尚、各電圧は、
として、求める事ができます。
合成インピーダンスをベクトル表示すると、
となり、Zの大きさ |Z| は
となります。尚、Zを複素表現すれば
となります。
上図の回路で、電流を基準にしたV、VR、VL、VCをベクトル表示すると、
ベクトルは平行移動できますので、VLとVCは相殺されます。尚、各電圧は、
として、求める事ができます。
合成インピーダンスをベクトル表示すると、
となり、Zの大きさ |Z| は
となります。尚、Zを複素表現すれば
となります。
図のような交流回路において、抵抗Rの両端の電圧VR[V]の値が電源電圧V[V]の値の倍であった。このときの抵抗R[Ω]とインダクタンスL[H]との関係を表す式として、正しいのは次のうちどれか。ただし、電源電圧の各周波数はω[rad/s]とする。
(1) R=L (2) L=ωR (3) ωLR=1 (4) R=ωL (5)
ω=LR
答え (4)
図のような回路において、電源電圧がであるとき、回路に流れる電流i[A]を表す式として正しいのは次のうちどれか。
(1) | |
(2) | |
(3) | |
(4) | |
(5) |
答え (1)
図のようなに、R[Ω]の抵抗と誘導リアクタンスX[Ω]との直列回路がある。この回路に正弦波交流電圧E=100[V}を加えたとき、回路に流れる電流は10[A]であった。この回路に図2のように、さらに抵抗11[Ω]を直列に接続したところ、回路に流れる電流は5[A]になった。抵抗R[Ω]の値として、最も近いのは次のうちどれか。
(1) 5.5 (2) 8.1 (3) 8.6 (4) 11.4 (5)
16.7
答え (2)