電気主任技術者試験講座 電界の強さ

電界中のある点に+1 [C] の点電荷を置いたとき、その点電荷に働く力をその点の電界の強さといいE [N/C又はV/m] で表す。

力との関係
 F=QE [N/C又はV/m]

1つの点電荷Q[C]より距離r[m]だけ離れた点における電界の強さは

空気中に孤立した半径a[m]の導体球に帯電できる最大の電荷[C]の値として、正しいものは次のうちどれか。
ただし、空気の絶縁耐力及び誘電率はそれぞれEm[V/m]及びεo[F/m]とする。

(1) (2) (3)
(4) (5)

ヒント : 答え (4)

真空中に置かれた平行電極板間に、直流電圧V[V]を加えて平等電界E[V/m]をつくり、この陰極板に電子をおいた場合、初速度ゼロで出発した電子が陽極板に到達したときの速度は、v [m/s]となった。このときの電子の運動エネルギーは、電子が陽極板に到達するまでに得るエネルギーに等しいと考えられ、次の式が成立する。

ただし、電子の電荷をe[C]、電子の質量をm[kg]とする。
したがって、この式から電子の速度v[m/s]は、( イ )で表される。
上記の記述中の空白箇所(ア)及び(イ)に記入する字句として、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。

  ( ア ) ( イ )
(1)
eE
(2)
eV
(3)
2eV
(4)
eV
(5)
eE

ヒント : 答え (4)

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