静電エネルギー
コンデンサーが内部に蓄えたエネルギーのことを静電エネルギーといい、極板間の電場に蓄えられています。
Cは静電容量 [F] : Vは電位差 [V] : Qは電荷 [C]
電圧V[V]に充電された静電容量C[F]のコンデンサと全く充電されていない静電容量0.5C[F]のコンデンサとがある。これら二つのコンデンサを並列に接続したとき、これらのコンデンサに蓄えられる全静電エネルギー[J]の値として、正しいものは次のうちどれか。
(1) | (2) | (3) | |||
(4) | (5) |
ヒント : 答え (4)
静電容量2[mF]のコンデンサを充電し、その電荷をある抵抗を通してすべて放電させたところ、抵抗で消費されたエネルギーは10[J]であった。放電を開始する直前、コンデンサに蓄えられていた電荷[mC]の値として、正しいのは次のうちどれか。
(1) 100 (2) 124 (3) 141 (4) 173 (5) 200
ヒント : 答え (5)
図の回路において、スイッチSが開いているとき、静電容量C1=0.004[F]のコンデンサには電荷Q1=0.3[C]が蓄積されており、静電容量C2=0.002[F]のコンデンサの電荷はQ2=0[C]である。この状態でスイッチSを閉じて、それから時間が十分に経過して過渡現象が終了した。この間に抵抗R[Ω]で消費された電気エネルギー[J]の値として、正しいのは次のうちどれか。
(1) 2.50 (2) 3.75 (3) 7.50 (4) 11.25 (5) 13.33
ヒント : 答え (2)